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反対のことをやってみるについての考察

「押してダメなら引いてみな」ってなことは
試したことがある方も多いかもしれませんね。

いつものパターンを崩す。というのは
いつも嵌る「悩みのパターン」から抜け出すには
非常に有効だからです。

・・・とはいえ・・・

これね、勘違いしてる人も
けっこう多いのですよー。

「反対のことをやってみる」の大きな勘違いは2つあります。

この勘違いのあるままでは、「悩みのパターン」を抜け出すどころか
さらに深刻なことになってしまう恐れすらありますから
「反対のことをやってみた」のに上手くいかないなぁ・・・
という方は自分に当てはまらないかどうか?を少し考えてみてくださいね。


勘違いその1

そもそも、自分の立ち位置を理解していないために
「反対のことをやっている」つもりでやっていない。

これは自己認識が間違っているということです。
ダイエットしているのに痩せない・・・だから思い切って食べてみた!
のにかえって太ってしまった・・・。とか

いつも我慢しているから、思い切って自分の意見を言ってみた!
のに皆に嫌がられた・・・。

とかいう場合に案外あるのが、自分では食べてない、我慢している
と思っているけれども、実際はどう見ても食べているし我慢していない
という認知のずれが起きているということです。

自分のことは、案外わからないもので、それは
「基本的には誰もが自分を基準に世の中を見ている」という
システム上仕方がないことだったりします。

ただ、認知のずれが大きい場合は
反対のことをしているつもりで、さらに今までどおりのことを
やり続けてしまうことになりますから効果が出ないというのは
当たり前だったりするのです。

もしも、あなたが、
自分の立ち位置が今ひとつわからない・・・というのであれば、
自分の言動をもう少し繊細にみてみることと
周りの意見に耳を傾けることで、
認知のずれが緩和される可能性が上がります。


勘違いその2

そもそもそこは問題ではない。

この場合は、反対のことをしてもしなくても
そこが問題なのではなく、問題が別にあるということです。

彼氏が欲しいから、今までサバサバ系だったのを
女の子らしい言動に変えてみたのに、彼氏が出来ない・・・。とか

仕事で信頼されたいから、他人の意見を聞くことばかりするのではなく
自分からどんどん発言してみたのに、相変わらず信頼されない・・・。

とかいう場合に案外あるのが「そこじゃないんだ!」ということです。
これは、はたから見ているとよく見えたりしますね。

いくら言動が変わっても、相手に心を許さなければ
近寄りがたいのは変わらないし
いくら発言するようになっても
そもそもの仕事が出来ていないのならば信頼は得られません。

この場合は、自分の悩みのパターンをもう少し深く
見てみる必要があります。

もしかしたら、やり方が悪いのではなく
目指している目的が少し浅すぎるのが原因かもしれませんから。

問題や悩みの本質を丁寧に探ることも
パターンを崩すときには、大切な事だったりもするのです。


実は・・・反対のことをやってみる目的は、
様々なやり方を試みることでそれらを含んだ
高い視点を持ち、多くの選択肢を手に入れるということです。

この高さが認識できるようになると
悩みはどんどんシンプルになり
解決法も沢山見えてくるようになります。

同じ次元の正反対を味わうことで
それらがそう大きくは違わない
(単なる、方法の一部でしかない)と見えた時
次元は一つ上がり、問題は無効化してしまうのです。

・・・って、このあたりのことは少々難しいかもしれませんがー。

上記の2つの勘違いについては、
気になる方は、ぜひ試してみてくださいね( ^^) _旦~~

次回は相性について考察します♪

最近、相性とは万華鏡や曼荼羅のようなものだなぁーと
しみじみ感じていたりする私です。

次回も是非、お楽しみに♪

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